数年前に一目惚れで買った、キャリーバッグ。
今年のお正月の旅行の時に突然、ファスナーが開かなくなった。
最終日だったので出してあった物は別の鞄に入れて
事なきを得たのだけれど、家に帰って鞄の中の物を
取り出そうとするものの片手がギリギリ入る程度。
それでも修理に出すために手の甲を痛い思いをしながら
取り出した。
購入先に連絡を入れて持ち込み見積もり依頼、待つ事3週間。
修理代金なんと68,000円と言う。
ファスナー取り替えの場合、キャリーバックは鉄板が入っていたり
キャリーがついているので一度バラさなくてはいけないそう。
「修理の時にはYKKに変えて下さい。」と言ったら
「YKKになります。」と
当たり前のように答えた。
たとえ1000円のポーチを買ってもYKKである場合
ほとんどファスナーが壊れた覚えはない。
車や電化製品、文房具でも日本製を当たり前のように使っていると
外側は割ったり、傷つけたりする事があっても
部品がほとんど壊れる事がないのでこういうところが壊れるの?と
改めてびっくりさせられる。
結局、68000円は高すぎるので一旦、戻してもらった。
それからHPで探して鞄修理屋に連絡して見てもらったけれど
どこも修理不可能だった。
5件目に訪ねたところは鞄修理担当は不在で
別の人に預かってもらおうと説明をしていたら
今までウンともスンとも動かなかったファスナーが動いた。
写真の様に1本爪が折れてしまっているけれど・・・
その上も通過してスムーズに動く。
なんで???
で、結局「動くならとりあえずこのままでいいんじゃない?」
と、お店の人に言われて妙に納得してしまった私。
しばらくは折れたところを起動点にしてこのまま使います。