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特にこの時期、モデルのためにブランケットやストールを
防寒用として使用する。
ロケに行ったときなどカイロとあわせて、薄着のモデルたちの必需品。
かさ張るので空いた時間にコインランドリーにもっていって
洗濯をする。
表示を見ると残り37分。
置いてある雑誌を見ながら暇つぶし。
自動ドアの向こう側から視線を感じる。
まるで私がいたのを知っているかの様に
自動ドアの扉を手でこじ開けて、
「寒いから、中であそぼ~っと!」
手には魔法使いの棒と
ファミレスの注文をとるおもちゃの機械。
それにカラのキティちゃんの財布。
「本当はお金があったのにお母さんのとられたの」
(エ~!もしや虐待????などと今どきすぐに考えてしまう)
小さいつめには、誰しもが憧れるはみ出したマニュキュア。
一生懸命、話をしてくれるけれど
あまり会話が出来ない。
5歳の子供ってこんなに一方的だったっけ???
ランドリーの隅に置いてあるお手玉やボールを取り出して
「一緒にやろう!」
という。
(そんなに親しげに話さないでよ。監視カメラが見ているよ~)
何もしていないのに、なんだか妙な気分。
あっという間に、残り時間3分となる。
男性がひとり入ってきた。
子供をひとり置いておくのは、なんだか妙に心配。
「私、もうすぐお洗濯が終わるからお片づけしけしてあんたも帰んなさい。」
「うん!わかった。」
やけに手際よく出したおもちゃを片付けて、一緒にランドリーを出た。
「じゃあね!」
「うん、バイバ~イ。車が見えなくなるまで見てる」
なんていって、本当にずーっと手を振っている。
いたたまれなくなって車を止めたら、走って近くまで寄ってくる。
「もういいから。早くお家に帰んなさい!」
と、言って車を出した。
鼻の奥がナンだかつーんとした。
いつもああやってひとり遊びしているのかな・・・。
▲
by marseille714
| 2008-12-12 17:25
| やさしい時間

もう6月に入ってしまいました~。
多分、まもなく梅雨入りだと思いますが、
今日はなかなかのいい天気。
こんな日は気分も軽く、
撮影も午前中で終了したので
ランチに親戚の伯母と母とかにを食べに行きました。
その後、伯母はかなり高齢なので母に連れられて帰っていきました。
私は街をぶらぶらしていると
大きなキャリーを引っ張っているおばあさんが
横断歩道の点字ブロックに車輪がひっかかってしまい
キャリーがひっくり返ってしまいました。
と、そのとき同時に私と若い男性が手をだして
おばあさんが倒れるのを阻止したのですが、
私以外にも瞬時に行動してくれた人がいてくれたことが
とても気分がよく、まだまだ捨てたものではないなと
うれしかったのです。
▲
by marseille714
| 2008-06-01 23:13
| やさしい時間

母の実家が近いこともあって、
ずいぶん身近な印象の常滑。
久しぶりに母と電車で行って来た。
小さい頃、母の実家や親戚には
朱泥の急須がゴロゴロとしており、
田舎には、朱色の陶器のものが
どこの家にも置いてあるのだろうと
思っていた。
正直、田舎っぽい印象の朱の急須。
20歳の頃、
原宿の今はなき同潤会アパートメントに
入っていた、1件の雑貨屋さんに
朱泥の急須が売られており、
なんだかカッコよかった。
よその地域の人から見ると
コレもいいものかな・・・と。
今は、朱色にこだわらずさまざまな
常滑焼がある。
若い人の作品も面白い。
東京の雑貨メーカーもずいぶん
常滑に発注しているそう。
ビール飲んだり(今日は車ではないので)、
ご飯を食べたり、
ゆっくり散歩をしていたら、
4~5時間があっという間にたっていた。
ちょっとした旅行気分。
すごく楽しい母との時間。
シンボルであるレンガの煙突が
耐震の影響で取り壊される可能性もあるとか・・・。
一言では片付かない問題であるけれど、
やっぱりさみしい。

(まだ卵だそうで・・・)
にも遇えますよ。
リチャードさんのところにいます。

なかなかいい色が出ていました。
渋いグリーン色です。
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by marseille714
| 2008-05-04 20:54
| やさしい時間
私が仕事で花を使うとき、
□イメージ
□季節
□予算
□ボリューム
などもろもろのことを考えて
お店に買いに行きます。
花をアップで使うときは、
丁寧に花を扱っているお店。
先シーズンのものがほしい
ときや流行っているものが
ほしいときは、
流行に敏感なお店。
遠目でボリュームが
ほしいときは、
安価なお店など・・・
必要に応じて変えています。
ですが、自分がプライベートで
飾りたいときはなかなか何軒も
お店を回ったりする時間もなく
予算もあります。
大きい花屋さんでは月曜日に
花を総換えする場合があるので
そういうお店をチェックして
おくのもいいですね。
1本450円のバラが、
15本で1000円など、
びっくりするくらいうれしい
プライスです。
もちろん、花は多少開いていますが
バラは開ききった状態が
とても豪華できれいなので
私は好んで買います。
今の時期ですとそれでも
2週間は裕に持ちます。
購入したら、家に帰ってバケツの中に
10cmぐらいの水を入れて、
まず水切りをします。
飾る場所やフラワーベース(以下FV)
を決めたら、花を一度FVに挿してみて
茎の長さを決定します。
茎がものすごく長い場合でも
FVの大きさやバランスが
とても大事だと思うので
思い切って切ってしまいます。
スーパーでセロハンにくるんで
売っているお花の場合、
彩を考えていろんな種類や色が
入っている場合がありますが
最初は、出来れば同種、
同色のほうがセンスよくまとめる
ことが出来ると思います。

□季節
□予算
□ボリューム
などもろもろのことを考えて
お店に買いに行きます。
花をアップで使うときは、
丁寧に花を扱っているお店。
先シーズンのものがほしい
ときや流行っているものが
ほしいときは、
流行に敏感なお店。
遠目でボリュームが
ほしいときは、
安価なお店など・・・
必要に応じて変えています。

飾りたいときはなかなか何軒も
お店を回ったりする時間もなく
予算もあります。
大きい花屋さんでは月曜日に
花を総換えする場合があるので
そういうお店をチェックして
おくのもいいですね。
1本450円のバラが、
15本で1000円など、
びっくりするくらいうれしい
プライスです。
もちろん、花は多少開いていますが
バラは開ききった状態が
とても豪華できれいなので
私は好んで買います。
今の時期ですとそれでも
2週間は裕に持ちます。

10cmぐらいの水を入れて、
まず水切りをします。
飾る場所やフラワーベース(以下FV)
を決めたら、花を一度FVに挿してみて
茎の長さを決定します。
茎がものすごく長い場合でも
FVの大きさやバランスが
とても大事だと思うので
思い切って切ってしまいます。
スーパーでセロハンにくるんで
売っているお花の場合、
彩を考えていろんな種類や色が
入っている場合がありますが
最初は、出来れば同種、
同色のほうがセンスよくまとめる
ことが出来ると思います。
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by marseille714
| 2008-01-29 10:23
| やさしい時間
最近、東京ではフラワースタンドで
自分で選んで買えるというのが
人気だそうですね。
男性でも気軽に買うことが出来る
雰囲気だそうです。
もう十数年も前のことに
なりますが
俳優の本木雅弘さんが
渋谷のパルコでガーベラの
花束を買っているのを
見かけました。
豪華な花束ではなく、
小さな花束がきっと、あげる人の
イメージに合っていたのでしょう。
その花束を持って
お店を出て行った姿を見たとき、
いただく人がうらやましかったです。
私も仕事柄、花をよく使います。
撮影後、もらって帰って
くださる方がいないとき、
私がいただいて
アトリエに飾ります。
この寒い時期に、明るい花が
部屋にあるとホットします。
自分で選んで買えるというのが
人気だそうですね。
男性でも気軽に買うことが出来る

もう十数年も前のことに
なりますが
俳優の本木雅弘さんが
渋谷のパルコでガーベラの
花束を買っているのを
見かけました。
豪華な花束ではなく、
小さな花束がきっと、あげる人の
イメージに合っていたのでしょう。
その花束を持って
お店を出て行った姿を見たとき、
いただく人がうらやましかったです。
私も仕事柄、花をよく使います。
撮影後、もらって帰って
くださる方がいないとき、
私がいただいて
アトリエに飾ります。
この寒い時期に、明るい花が
部屋にあるとホットします。
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by marseille714
| 2008-01-28 10:36
| やさしい時間
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by marseille714
| 2007-12-03 23:25
| やさしい時間
この季節になると伯母が新米をまとめて買っておいてくれます。

そのお米を取りに行きました。
一袋には30kgのお米が入っていて多すぎるので
精米して、伯母の家と半分子します。
なくなったらまた取りに来て精米して・・・。
普段はやる時がないのでなかなかこの作業が面白い。
この場所は、祖母と伯母が昔、
お布団の綿の打ち直しをしていた場所です。
機械そのものは取り払っていてすでにありませんが
機械にさす油の匂いと、綿ぼこりの匂い、そして伯母の覚書きが
残っています。

*昔は俵型のものが積んでありました。
ちなみに1俵は60kgで、今の米袋の2個分になります。
よく俵を持ち上げている図を見ましたが、
力持ちだったのですね・・・。

そのお米を取りに行きました。
一袋には30kgのお米が入っていて多すぎるので
精米して、伯母の家と半分子します。
なくなったらまた取りに来て精米して・・・。
普段はやる時がないのでなかなかこの作業が面白い。

お布団の綿の打ち直しをしていた場所です。
機械そのものは取り払っていてすでにありませんが
機械にさす油の匂いと、綿ぼこりの匂い、そして伯母の覚書きが
残っています。

*昔は俵型のものが積んでありました。
ちなみに1俵は60kgで、今の米袋の2個分になります。
よく俵を持ち上げている図を見ましたが、
力持ちだったのですね・・・。
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by marseille714
| 2007-10-29 23:22
| やさしい時間

名古屋から電車で17分足らずで行ける
「朝倉」という町があります。
そこには、母の実家があります。
母は女ばかりの姉妹なので次女が実家を
継いでくれました。
伯母さんはとてもよく働き、とてもよく気がつき
頑固ですが優しい伯母さんです。
色々な用事で訪れるといつもおばさんは
「ようこそ、ようこそ、おいでなすった。」
と、言ってお茶を点ててくれます。
凛とした空気の中でいただくお茶も好きですが、やさしい空気の中でいただくお茶もまた、
格段においしい。 そこには、作法も行儀もありません。

田舎に行くとそうやってお客を迎えてくれる慣習が
あちらこちらであるようです。
もちろん私のアトリエにも置いてあります。
コーヒー代わりに是非どうぞ・・・・。
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by marseille714
| 2007-10-28 19:57
| やさしい時間
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