メモリーズ
2008年 10月 07日
5日、緒形拳さんが亡くなられました。
竹内結子さんと共演されているCMを見たとき
なんだかやせたナーと思っておりました。
私、緒形さんの若い頃のギラギラした氷の破片のような
鋭い演技が大好きでした。
20年ぐらい前に女性誌で
「雰囲気のあるいい男」というようなテーマで
何度か取り上げられていました。
その頃から、
”おしゃれなイメージの眼鏡のよく似合う緒形さん”
になっていったと思います。
インタヴューで、
「自分のシャツはすべてカミさんが作ってくれる」
という答えが印象的で
(あ~、わたしも好きな人のシャツを作って着てもらいたい!)
と、思ったのをとても強く覚えています。
付き合うたびにそのことを意識しますが
残念ながらシャツは一度も作ったことがありません。
最近の印象は、
”麻の白いシャツの似合う優しそうなおじいちゃん”と、
いう感じでしたが、
昨年の映画の『武士の一分』で剣道の師範役では、
とても厳しいすばらしい枯れた演技で場面がとても引き締まりました。
先日、ポールニューマンが亡くなりました。
私の彼の思い出としてすぐ思い出されるのが
『タワーリングインフェルノ』です。
ポールニューマンは若き設計士の役で
本当にカッコよかった。
138F建ての巨大なビルが火事になって
そこに居合わせた人々パニックになり・・・
というストーリーなのですが、
小学生の頃、静岡の伯母の家に夏休みで泊まりにいき
従姉の人に映画館に連れて行ってもらい
見せてもらったのがこの映画でした。
伯母の家は四方に廊下があるようなとても広い家で
そのときは、伯母さんたちと4~5人で寝ていたと思うのですが
私はあまりの恐怖で、夜眠れなくなってしまいました。
裏庭の池ではポチャ~ンと何かがハネル音がします。
(うう~っ!!!こわ~いよ~!!!!)
そこで私は、泣き出してしまったのです。
従姉の人がその鳴き声に気づき起きてくれたのですが
本当にコワかったのです。
(そんな時代もありました・・・。でも、お化けは今でもコワい!!!)
亡くなってしまうということは特に身近な人は悲しいけれど、
それよりもこんなに多くの人の心に記しを残すことが出来るなんて
素晴らしい人生だとうらやましく思う。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

竹内結子さんと共演されているCMを見たとき
なんだかやせたナーと思っておりました。
私、緒形さんの若い頃のギラギラした氷の破片のような
鋭い演技が大好きでした。
20年ぐらい前に女性誌で
「雰囲気のあるいい男」というようなテーマで
何度か取り上げられていました。
その頃から、
”おしゃれなイメージの眼鏡のよく似合う緒形さん”
になっていったと思います。
インタヴューで、
「自分のシャツはすべてカミさんが作ってくれる」
という答えが印象的で
(あ~、わたしも好きな人のシャツを作って着てもらいたい!)
と、思ったのをとても強く覚えています。
付き合うたびにそのことを意識しますが
残念ながらシャツは一度も作ったことがありません。
最近の印象は、
”麻の白いシャツの似合う優しそうなおじいちゃん”と、
いう感じでしたが、
昨年の映画の『武士の一分』で剣道の師範役では、
とても厳しいすばらしい枯れた演技で場面がとても引き締まりました。

私の彼の思い出としてすぐ思い出されるのが
『タワーリングインフェルノ』です。
ポールニューマンは若き設計士の役で
本当にカッコよかった。
138F建ての巨大なビルが火事になって
そこに居合わせた人々パニックになり・・・
というストーリーなのですが、
小学生の頃、静岡の伯母の家に夏休みで泊まりにいき
従姉の人に映画館に連れて行ってもらい
見せてもらったのがこの映画でした。
伯母の家は四方に廊下があるようなとても広い家で
そのときは、伯母さんたちと4~5人で寝ていたと思うのですが
私はあまりの恐怖で、夜眠れなくなってしまいました。
裏庭の池ではポチャ~ンと何かがハネル音がします。
(うう~っ!!!こわ~いよ~!!!!)
そこで私は、泣き出してしまったのです。
従姉の人がその鳴き声に気づき起きてくれたのですが
本当にコワかったのです。
(そんな時代もありました・・・。でも、お化けは今でもコワい!!!)
亡くなってしまうということは特に身近な人は悲しいけれど、
それよりもこんなに多くの人の心に記しを残すことが出来るなんて
素晴らしい人生だとうらやましく思う。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
by marseille714
| 2008-10-07 20:46
| 映画・演劇・本